1対2指導

 偏差値が中間程度を低空飛行している生徒がなかなか上に抜け出せない場合、その通っている塾に問題があると見て間違いありません。塾を変えれば劇的に成績は上がります。そのためには講師1人に生徒2人の個別指導に変えることです。1:2が基本だけど時々1:3以上になる塾には行かせるべきではないでしょう。1:2の良い点は講師が常に隣にいるため、いつでもわからない点を聞くことができる事です。この常に隣に居るという状態がとても重要です。あなたが買い物で何か欲しいと思って探しても無い場合、そばに店員が居なければ買い気を無くすと思います。同じようにわからないと思ったその瞬間に講師に聞くことが出来なければ、少し時間がたって講師があなたのところに回って来ても、その時はもうさっき聞こうとした事が何だったのか忘れているでしょう。そんな事を日々繰り返していけばわからない点がどんどん蓄積され、成績は下降の一途をたどると思います。
 他の1:2の良い点は講師が生徒を個人的に良く知ることができるため、暗記の指導をしたり、個人個人の進捗度をチェックして常に理解出来るレベルで授業をしてくれることです。つまり理解できないレベルでは無く良くわかるレベルで常に授業を受けることができます。そして理解出来れば自分の力で練習問題を解くことができ、しっかり試験対策ができます。前の知識と理解が土台となって積み上がる蓄積型の勉強では特に重要になります。
 1:2を守る塾の特徴としてこの写真のようなレイアウトをとる場合が多いようです。机の構造自体が1:2しかできないようになっているからです。注意しなければならないのは一人用の机を数台並べてそこを講師が巡回するような配置を取っている塾です。1:2も出来ますがすぐに1:3以上もできるため、塾側の都合により1:2体制が崩れてしまう可能性が高いといえます。

プロ講師による取り組み

 早稲田進学ゼミナールでは講師を生業とするプロ講師による授業を進めています。それは学生バイト講師であれば当日のキャンセルや無断欠勤により講師1人:生徒2人体制が維持できなく可能性が高いためです。例えばその日の生徒が6人であれば講師は当然3人必要です。しかし、バイト学生1人からゼミで遅くなるので仕事に行けないとの連絡が当日あったとします。当然講師は残り2人です。このような時に塾は勝手に1:3にして仕舞うのです。本当は1:2で授業を受けるつもりだった生徒には迷惑な話です。授業中質問しようとしても講師は近くにいません。しかたなく自習しているとわからない問題にぶつかりそのまま考え続けますがやはりわかりません。ふと講師をみると成績の悪い生徒につきっきりになって教えているのでなかなか終わりそうにありません。理解も出来ない、問題も解けない消化不良の状態で授業終了の鐘がなります。いったい何の為の塾かわかりません。

 しかし、プロ講師ではこのような事にはなりません。必ず生徒人数分教室にいるため1:2体制が固守されます。また個別指導に情熱を燃やす講師が多く、彼らは生徒の能力に合わせた授業を行い、小テストを授業中に繰り返すことで生徒の個人的な成績進捗度をチェックしています。そしてその生徒の何が足りなくて何が足りているのかを判断し、効率的な授業を進めます。早稲田進学ゼミナールでは定期的にプロ講師の研修を行っており、常に最新の受験情報や担当する生徒の通う学校の授業内容やテスト内容に精通しています。
 生徒によっては中学2,3年生でも小学校の勉強に戻って授業する場合もあります。
時々中学3年の夏近くになってから塾にきて受験対策をしようとする方がおります。このような生徒の場合、学力テストをすると小学校時代の基礎が欠けている事例が多く、受験指導をしても成績が全く上昇せず、結局成績が低いまま高校受験に突入し、時間切れになります。もし、中学1年の時点で成績が悪いようであれば塾で小学校時代の授業をもう一度ハイスピード(半年)で復習し、理解出来ていない点だけ重点的に勉強することで飛躍的に成績があがります。勉強は地道に積み重ねる積み木のようなものです。土台の無い上に建物を建てることは困難です。また基礎工事は時間がかかるものです。当塾ではそのような基礎から積み上げる効率的な指導を行っております。

季節講習

 学校が休みの時期に各塾で開催されのが季節講習です。一番長期に渡って実施されるのが夏期講習会で、1ヶ月以上になる場合もあります。通常の個別指導塾では個別授業のみでこの長期の講習会を実施します。そのため授業料が高額となりがちです。有名FC塾では本部へFC料の上納をする義務があるため、その分を見越して夏期講習料を30万円とか40万円と提案してきます。しかし、せっかく夏期講習を契約しても、塾側ではFC料を差し引かれた分しか収入がないため、思うような給与を出すことができません。そのため有能な講師の確保に苦労することになります。結局一番得をするのは立派な本社ビルにいる塾FC本部の経営者達という事になってしまいます。
その点、早稲田進学ゼミナールは3校が直営、2校は元ワセシン講師が独立した「のれん分け校」です。高額なFC料を本部に上納する必要もなく、授業料はほとんど講師に給与として支給され、有能な講師が集まりやすくなります。

 連続した大量の個別授業の弊害は情報の詰め込みすぎが原因でおこる記憶の混乱です。個別指導は中身が濃いためかなりの学習内容が生徒に詰め込まれます。これが完全に消化できない状態で次の個別指導を受けますので消化不良を起こします。いわばバイキング食べ放題の店を何軒もはしごするようなもので、金ばかりかかり、消化系の病気になります。

 早稲田進学ゼミナールでは上記の弊害を除去するべく、消化吸収時間を考えました。プロ講師の方は集団授業を非常に得意としています。そこで個別を少し受けてから生徒に数回の小集団授業を受けてもう方式を採用しました。小集団授業は個別で学んだ部分の復習+アルファですから消化吸収の時間となります。授業は楽しい内容としてあります。小集団受講後にまた個別にもどります。これを繰り返すことで成績の向上を目指します。この方式の利点は他にもあり、授業料が安い点です。1人の講師が10人程度の生徒を教えるため授業料も安価になります。授業料が安くて楽しくて成績も向上するすばらしい方法と言えます。こんな授業ができるのもプロ講師がたくさんいるワセシンならではです。

教室環境浄化への挑戦

 時々町の進学塾に行きますと教室の外で講師がタバコを吸っていたりします。そのまま教室にやってくる中学生に「がんばってるか?」なんて声を掛けたりします。思春期の子どもにあまり良い模範を示しているとは言えないのですがそれ以上にこれにはもっと深刻な問題が隠れています。

 受動喫煙の害:通常受動喫煙と言いますとタバコを吸っている方のすぐそばにいて、その喫煙者の吐く煙とかタバコから立ち上る副流煙を吸い込む害について考えます。確かにこの害は大きく、大量の粉じんと発がん物質が飛散します。これに比べれば中国のPM2.5はかわいいものです。ところが喫煙者はタバコを全く吸っていない状態で普通の呼吸していて吐く息がかなり汚染されています。呼出煙と言いますが、この中には一酸化炭素や有害物質約4千種類が含まれており、喫煙後約8時間出続けます。この汚染された息を他人が吸い込むと副流煙を吸い込んだと同じ健康被害が生じます。例えば酸素欠乏症による注意力低下、ぜんそくの悪化、精神の不安定化、知能の低下、身体の成長の遅れ等です。特に個別指導塾は講師のすぐ隣に生徒が座って講師の授業(つまり吐く息)をもろに受けますので被害は重大です。これから勉強して成績を伸ばそうと考えている生徒の足を引っ張るような行為を講師は慎むべきでしょう。

 ワセシンの取り組み:教室の空気を綺麗に保つには換気を良くする事と喫煙者を講師に採用しないことです。教室にたった一人でも喫煙者の講師がいれば、その一人のために教室の環境浄化は達成できません。妥協はありません。この高い基準を達成するためワセシンでは喫煙講師ゼロを達成しました。講師のすぐそばで授業を受けても汚染物質も有毒ガスも無縁で安心して学ぶことが可能です。
受動喫煙の害はいまだ増加しています。職場での喫煙が出来なくなったサラリーマン達は町の公園やコンビニの灰皿で喫煙し、汚染ガスを周囲の道路にまき散らしています。道行く通学の子ども達にはたまったものではありません。そんな時だからこそ塾では綺麗な空気で思いっきり深呼吸しながら知能をフル回転させて勉強できるようワセシンは全力で取り得組んでいるのです。

あんしんメールシステム

 生徒の通塾で心配なのが交通事故や寄り道で帰宅が遅くなることです。子どもがなかなか帰宅しないと何かあったのではと心配になるのが親の自然な情愛です。そこで当塾ではあんしんメールを採用しています。これは生徒カードとしてスイカ、パスモ、おさいふケータイ、スマホを利用し、塾に到着したときにそれらをセンサーにかざすだけで保護者の携帯端末やPCに到着メールが自動的に届くものです。
同様に帰宅時も塾でセンサーにかざしておけばおおよその塾出発時刻にメールが届きますので、自宅と塾の距離から帰宅時間を予測できます。遅ければ見に行ったりもできます。

 あんしんメールの特典としてポイントの付与があります。塾でカード等をセンサーにかざす度にポイントが生徒に付き、これが一定量に達すると文具等のプレゼントをお贈りします。自習で塾に行ってもポイントが付きますのでポイントの増加は同時に成績の向上にもつながります。